よくある質問;インデックス

icon 指圧の適応症は?
icon 鍼灸の適応症は?
icon 指圧は痛いですか?
icon 鍼は痛いですか?
icon お灸は火傷しますか?
icon がんは治りますか?
icon 着替えは必要ですか?
icon 揉み返しはありますか?

Q: 指圧の適応症は?

指圧の適応症は一般的に下表の通りです。指圧は疲労回復や、免疫力の向上など、体の基本的な部分で手伝うことができます。よって、表下に記載の禁忌、いわゆる指圧をしてはいけない状態の方が、重要視すべき項目と考えます。

神経系疾患 神経痛、麻痺、痙攣、脳卒中後遺症、ノイローゼ、不眠症など
運動器系疾患 慢性関節リウマチ、筋肉痛、筋萎縮、筋力減退、軽症の筋炎・腱炎、関節の拘縮、癒着の剥離、関節の変形、骨折・脱臼・捻挫の後遺症など
循環器系疾患 心臓神経症、局所性の充血・鬱血・貧血、浮腫など
呼吸器系疾患 気管支喘息、慢性気管支炎など
消化器系疾患 胃下垂、慢性胃炎、常習性便秘など
生殖・泌尿器系疾患 膀胱炎など
新陳代謝系疾患 痛風、脚気など
その他 疲労回復、病後の体力回復など

※指圧を禁忌すべき場合
骨折している場合
高熱がある場合
伝染性疾患の疑いがある場合
皮膚に炎症や広範囲の疾患がある場合
出血しやすい病気や状態にある場合
絶対安静を要する場合

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Q: 鍼灸の適応症は?

鍼灸の適応症は一般的に下表の通りです。

神経系疾患 神経痛 ・ 神経麻痺 ・ 痙攣 ・ 脳卒中後遺症 ・ 自律神経失調症 ・ 頭痛 めまい・ 不眠 ・ 神経症 ・ ノイローゼ ・ ヒステリー
運動器系疾患 リウマチ ・ 頸肩腕症候群 ・ 頸椎捻挫後遺症 ・ 五十肩 ・ 腰痛 ・ 関節炎 ・ 腱鞘炎・ 外傷性の後遺症(骨折、打撲、むちうち、捻挫)
循環器系疾患 心臓神経症 ・ 動脈硬化症 ・ 高血圧低血圧症 ・ 動悸 ・ 息切れ
呼吸器系疾患 気管支炎 ・ 喘息 ・風邪および予防
消化器系疾患 胃腸病(胃炎、消化不良、胃下垂、胃酸過多、下痢、便秘) ・ 胆嚢炎 ・ 肝機能障害 ・肝炎 ・ 胃十二指腸潰瘍 ・ 痔疾
代謝内分泌系疾患 バセドウ氏病 ・ 糖尿病 ・ 痛風 ・ 脚気 ・ 貧血
生殖・泌尿器系疾患 膀胱炎 ・ 尿道炎 ・ 性機能障害 ・ 尿閉 ・ 腎炎 ・ 前立腺肥大 ・陰萎
婦人科系疾患 更年期障害 ・ 尿腺炎 ・ 白帯下 ・ 生理痛 ・ 月経不順 ・ 冷え性 血の道 ・ 不妊
耳鼻咽喉科系疾患 中耳炎 ・ 耳鳴 ・ 難聴 ・ メニエル氏病 ・ 鼻出血 ・ ちくのう 咽喉頭炎・鼻炎 ・へんとう炎
眼科系疾患 眼精疲労 ・ 仮性近視 ・ 結膜炎 ・ 疲れ目 ・ かすみ目 ・ ものもらい
小児科疾患 小児神経症(夜泣き、かんむし、夜驚、消化不良、偏食、食欲不振、不眠) ・ 小児喘息 ・アレルギー性湿疹 ・ 耳下腺炎 ・ 夜尿症 ・虚弱体質の改善

※上記はWHO(世界保健機関)ではり・きゅう治療に有効であると認めた病気

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指圧は痛いですか?

基本的には、指圧は痛くありません。「痛い!」という感覚ではからだが防御反応をおこして自然と硬くなります。
この状態でコリをほぐそうと強く押しても、硬く緊張した筋肉と施術者の指が喧嘩してしまい、ほぐすことができません。
よって「痛くない」から「痛気持ちいい」までがコリをほぐす目安となります。
ただがむしゃらに痛いのが好きで、いわゆる「強揉み」を好まれる方は、もしかしたら当治療院の指圧は合わないかもしれません。

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鍼は痛いですか?

基本的には、鍼は痛くありません。
刺すときは、チクチク感じるか、全く感じないかです。この感覚は、個人差がありますし、その日のからだの状態によっても変わってきます。
また痛点に当たってしまった場合は痛く感じる事があるかもしれません。そういう時はお手数ですが、すぐに声をかけてください。刺し直しをいたします。
鍼は刺してすぐ抜く「単刺(たんし)」と、刺して数分間おいておく「置鍼(ちしん)」が主ですが、どちらにしても痛かったらすぐに声をかけてください。
また、当治療院では鍼に電気を通すパルス治療は行っておりません。パルス治療をご希望の方は対応できず申し訳ございません。

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お灸は火傷しますか?

当治療院のお灸は、「点灸」、「知熱灸」、「温灸」、「間接灸」を使用しています。
必ずしもお灸をするわけではなく、必要と判断した方にお灸を使います。また、お灸の種類も使い分けます。
冷え性に、免疫力を高めるために、慢性の症状などに有効です。

点灸 直灸、透熱灸ともいう。半米粒大の大きさの艾を肌に直接立てて、焼ききるか、8分から9分まで燃えたら消してしまう。焼ききった場合は灸痕が残る。灸点紙を間に敷いた場合は痕が残らない。
知熱灸 ピラミッド状(三角垂)につくったお灸をのせ、熱く感じたら取り除く。灸痕は残らない。
温灸 当治療院ではテルミーを使用。心地良い熱さでからだを温める。
間接灸 当治療院ではカマヤミニを使用。じっくりと体に熱を入れる。灸痕は皮膚の弱い場所には残る可能性あり。通常残らない。慢性的な症状に有効。

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がんは治りますか?

基本的には、病院での治療を優先してください。
抗がん剤治療後の副作用の緩和のため、免疫力向上のためなど、西洋医学との併用をお勧めします。

逆に「鍼灸治療だけで癌が治る」、「民間療法だけで癌が治る」などという事は信じないようにしてください。たまたまそういうことがあったかも知れないし、何かの条件が重なってそういうことがあるかもしれません。しかし、人の弱みにつけこみ甘い言葉で誘うことは許されないことです。
当治療院は、患者様にとって何が良いかを第一に考えて、お手伝いさせていただきます。

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着替えは必要ですか?

全身指圧をお受けになる方は、厚手ではないパジャマやTシャツ、ズボン等をご持参していただけると幸いです。
当治療院ではフリーサイズの患者着も用意しております。患者様の良い方を選択してください。

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揉み返しはありますか?

指圧は押すことが主で、あん摩やマッサージのように揉みほぐす手技ではないため、もみ返しはおきにくいです。
しかし、初めての方などは、施術後にフワッとした感じがしたり、ボーっとした感じになる事があります。通常30分ほど休んでいただければ治りますが、まれに翌日いっぱいからだがだるく感じることがあるかもしれません。しかし、その後は体が軽く感じたりするようです。

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